抄録
J-007
並置したスマートデバイスの間のインタラクションに関する研究
◎森 綜太・安藤敏彦(仙台高専)
近年スマートフォンが発展し、普及してきている。これらのスマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスは、もともと遠隔でのコミュニケーションや個別の情報処理を想定して開発された物であるが、BluetoothやWiFiなどを通して近接したコミュニケーションにも十分利用できる。本研究では複数のデバイスを並置させ、そのデバイスの間で即時的にインタラクションできる方法を検討し、そのプロトタイプを開発した。複数のデバイスで一つの大きな画面を操作できるなど、近接した人々の間での直接のコミュニケーションを促すことができると期待している。本稿では、デバイス間のインタラクションの方法およびプロトタイプの評価について報告する。