抄録
H-006
3D情報を用いた洗濯物の状態判定
◎広瀬大樹・三好 力(龍谷大)
昨今,洗濯乾燥機や掃除ロボットなどの家庭用ロボットによる家事の自動化が普及してきている.
介護サービスにおける家事の定義は,料理・洗濯・掃除・買い物・ゴミ出し・衣類整理・衣類修繕に分類される.これらのうち,料理,洗濯,掃除,買い物に自動化または代行サービスが存在する.しかし,衣類整理に分類されている洗濯物の片付けは未だ手作業が一般的である.
機械が片づけを行うには洗濯物の状態を認識する必要がある.そして機械がどのような行動をするべきか判断しなければならない.
本研究では”洗濯物が片付いている”状態を複数の段階に分けて定義を行い,Kinectを用いて洗濯物の片付け度合い判定システムを開発する.