抄録

◎斉藤博文・山田剛一・絹川博之（電機大）

マイクロブログであるTwitterでは、様々なユーザが情報を発信している。Twitterにおける投稿はtweetと呼ばれ、tweetに含まれる接続表現を手がかりに、その前後に現れる２つの話題の組を関連話題として抽出する。抽出した関連話題を分析することにより、常識的あるいは違和感を持つような関連語句を得ることを目標に研究を行っている。「といったら」という表現からはその時々に連想される話題を、「のくせに」という表現からは非難の話題を取り出すことができる。接続表現の違いにより、様々な関係性を持つ関連話題を得ることができる。これによって、発言されにくい一般的または常識的な関係や、非難を表す関係など様々な関連話題を得ることができる。