抄録
B-020
大規模システム開発のための階層的モデル化技法
○山田隆弘(宇宙航空研究開発機構)
システム開発を行うときにUnified Modeling Language (UML)等のモデル言語を用いてシステムの構造や振る舞いを記述する試みが増えている。大規模システムを場合する場合は、設計を容易にするために一つのシステムを複数のサブシステムに分解し、システムレベルの設計結果に基づいて各々のサブシステムの要求が設定される。UMLでは、システム設計とサブシステム設計とを結びつけて規定するための標準的な方法が確立されていないが、本発表では、システム設計とサブシステム設計とを結びつけて統一的にモデル化できる階層的モデル化技法を提案する。