抄録
RO-004
スマートハウスにおける電力変動からの不正アクセス検知の検討
◎奥村晃弘・白石善明・岩田 彰(名工大)
スマートハウスのリスクとして,生活情報が漏洩するリスクやHEMSで管理された家電機器がDDoS等の攻撃を直接受けて負荷に耐えられずに停止してしまうといったリスクが挙げられている.
本研究では,スマートハウスへのネットワーク不正侵入が実行された際に,機器への負荷が掛かり,定常時とは異なる電力値の変化が生じることに注目する.本論文では,消費電力の変化から不正アクセスを検知することを目的として,電力値に統計的異常検知手法を適用した侵入検知を検討する.