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FIT2013第12回情報科学技術フォーラム 開催日:2013年9月4日(水)~6日(金) 会場:鳥取大学鳥取キャンパス
抄録
RJ-001
インターネットライブ配信における聴衆の存在感伝達のための実験的検討
鈴木 慶・伊瀬一貴・清水忠昭・吉村宏紀(鳥取大)・松村寿枝(奈良高専)
近年, Ustreamやニコニコ生放送といったライブビデオストリーミングサービスが普及し,誰もがライブ配信を行えるようになった. 今日では企業のカンファレンス等もライブ配信されており, ライブ配信に触れる機会が増えている. 一般的な講演では, 話者は聴衆の雰囲気を感じとりながら話を進めていくが, ライブ配信において, 話者(配信者)はカメラに向かって話す必要があるため, 聴衆(視聴者)の雰囲気や存在感を感じにくく, 話をしにくいといった問題がある. 本研究では, 存在感の伝達要素を単純化した比較実験システムを複数用意し, それらを比較, 話者が視聴者の存在感を感じ最も話をしやすくする要素を明らかにする.