◎榎本　光・内田　理（東海大）・鳥海不二夫（東大）

東日本大震災発生時，Twitterをはじめとするマイクロブログを用いて震災関連情報の拡散が行われた．有益な情報が多くのユーザにもたらされた一方，デマ情報も多く拡散され，混乱をもたらした．本研究では，東日本大震災時のツイートデータを利用し，デマツイートに特有の特徴が見られるか調査した．その結果，デマに関連するツイートでは通常のツイートに比べ，「デマを否定する単語の出現頻度が高い」，「URLの出現頻度が急激に変化する」などの特長があることが分かった．本発表では，これらの分析結果を報告する．