抄録
M-043
Netlogoを用いた心理的状況を反映した交通シミュレーション
◎水谷 亮・大森健児(法大)
近年、自動車の運転支援システムが普及しつつある.プリクラッシュセーフティシステム(PCS)やアダプティブクルーズコントロール(ACC)は代表的な例である。このような運転支援システムの延長線上には自動走行システムがあり、自動運転は究極のITS(Intelligent Transport Systems),究極の車とも考えられている.自動車の自動走行システムは自律型(autonomous system)と協調型(cooperative systems)に分類される.本論文では,複数車線における自立型走行車両のモデルをシミュレーションすることである。3種の運転手の心理的状況を考慮した交通シミュレーションを提案する.ただし、信号は考慮せず高速道路のような状況を焦点とする.