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FIT2013第12回情報科学技術フォーラム 開催日:2013年9月4日(水)~6日(金) 会場:鳥取大学鳥取キャンパス
抄録
M-025
間歇動作による低消費電力イメージセンサノードの開発と検証
本多隼也・中川和歩・熊木武志・木股雅章・藤野 毅(立命館大)
従来のセンサネットワークでは,温度や湿度などの数値で表現される情報を収集してきた.
しかし,防犯や環境モニタリング等を目的とする場合,数値情報だけで状況を判定することは困難である.
そこで,イメージセンサを用いることで視覚的な状況判定が可能となるが,イメージセンサは一般的に消費電力が大きく,消費電力の低減が課題となる.
本発表では,イメージセンサより低消費電力な赤外線アレイセンサを用いてイベントの検出を行い,イベント発生時のみイメージセンサを起動する間歇動作により,ノード全体の消費電力を低減する手法を提案する.
また,提案手法を用いたイメージセンサノードを開発し,その効果について検証する.