抄録
L-035
ネットワークの分割を用いたコントロールプレーン分離型OpenFlowモデルの提案
◎宮本翔平・今泉貴史(千葉大)
近年、従来のネットワークアーキテクチャが見直されており、柔軟かつ迅速な構成変更が可能なネットワークが求められている。そこで注目されているのが、必要なトポロジーをソフトウェア的に創り出すネットワークの仮想化、OpenFlowである。しかし、OpenFlowの実装モデルにはスケーラビリティの問題がある。
本稿では、OpenFlowが抱えるスケーラビリティの問題の原因となっている、スイッチが保持する情報量の削減と、一元管理で生じる処理のボトルネックを解消するHARPモデルを提案する。