○山之上卓・小田謙太郎・下園幸一・小荒田裕理（鹿児島大）

スマートフォンやタブレット端末やノートパソコンを利用した中規模から大規模の会議や講習会用の、持ち運び可能なクラウドコンピューティング環境の概念について述べる。この環境を利用することによって、利用者が携帯しているスマートフォンやタブレット端末やノートパソコンで講演者の発表スライドなどを、わずかな手間で、参加者全員で実時間で共有したり、実時間で講演発表に対して反応したり、講演資料を共有したり、リモートディスクトップを利用したりすることを可能とする。大量のノートパソコンやスマートフォンに、LANの配線を行うことなく、一斉に大量のソフトウェアやデータを配信するような応用も可能である。