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FIT2013第12回情報科学技術フォーラム 開催日:2013年9月4日(水)~6日(金) 会場:鳥取大学鳥取キャンパス
抄録
L-016
個人情報保護を目指したプログラム変換方法の検討
工藤邦晃・高橋健一・川村尚生・菅原一孔(鳥取大)
ネットワークサービスの一部では,個人情報の提供を要求される.しかし,一旦渡した情報の利用方法を確かめることができない.その結果,サービス提供者に不安を感じても,サービスを受けるには個人情報を渡さなければならない.そのため,ユーザが個人情報の処理方法を指定可能な仕組みが必要となる.そこで,個人情報を処理するプログラムを変換する仕組みを提案する.プログラムの変換により,ユーザが個人情報の処理方法を指定できるため,安心してサービスが利用できる.本稿では,このことを実現するための1つのステップとしてプログラムの変換方法を検討する.