抄録
J-043
デバイス選択における選好状態遷移の視覚化
◎入川壮太・中平勝子・北島宗雄(長岡技科大)
ユーザは種々の作業を,利用可能である手段(入力デバイス,出力デバイ
ス,アプリケーシンなど)のなかから適切と思われるものを選択し,実行
する.その選択は,主として,ユーザの好みによって決定される(選好).
固定的な場合もあるが,ユーザの経験に依存して,変わる場合もある.個
々の選択が作業効率の観点から,必ずしも最適であるとは限らない.本稿
では,タブレット端末の入力インタフェースを例に,多様なタスクを日常
的にこなすユーザを対象として,業務におけるハードウェア/ソフトウェ
アキーボードの選好関係の変容の様子を調査し,選好構造を推定する.