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FIT2013第12回情報科学技術フォーラム 開催日:2013年9月4日(水)~6日(金) 会場:鳥取大学鳥取キャンパス
抄録
J-029
3軸加速度センサを用いた歩行状態識別に有効な特徴量に関する一検討
伊吹真俊・宮城茂幸(滋賀県大)
歩行状態の測定方法には床反力計,モーションキャプチャーや複数の加速度センサを関節に取り付けるものなどがある.これらの測定系を使用した歩行状態認識は実験室では成果を出すことができているが,実環境で同様に成果を出すことは難しい.そこで本稿では,スマートフォンの3軸加速度センサを用いた実環境での歩行状態認識の実現を目指す.歩行状態は静止,歩行,ジョギング,スキップ,階段登り,階段下りの6種類とし,いくつかの特徴量を用いてパターン認識器の1つであるSVMを用いて識別を行い,その結果について考察を行った.