抄録
J-014
交渉学(アドバンストコミュニケーション)のカリキュラム開発および教育モデルの提案
○田上正範・山本敏幸(関西大)
1)アドバンストコミュニケーションとして、交渉学を活用
交渉学とは、米国ハーバード大学の基づき、東京大学先端科学技術研究センター(2003年~)で日本人の特性に応じたあり方について研究されてきたもの。関西大学にて、初年次教育として導入中。
2)教育モデルの提案:
交渉学の教育プロセスをモデル化(共有、共感、合意)。交渉中の対話情報(映像、ログ)により、学習者自身がコミュニケーション力の成長を確認できる学習環境を提案。また、NMF(non-Negative Matrix Factorization:非負値行列因子分解)を利用した質的分析を試案中。