抄録
J-011
学生生活満足感向上支援のためのDRMによる行動調査
◎坂井和貴・中平勝子・北島宗雄(長岡技科大)
学生生活を満足のいくものにすることは個々の学生にとって意義のあることである.しかし,このことを達成する方法は自明ではなく,満足のいく学生生活を送りたいという希望を持っているにもかかわらず達成できない学生や,満足のいく学生生活を送っていると自己評価していたとしても,さらに高い満足を得ることが可能な学生もいるはずである.本稿では,1日再構築法(DRM:Day Reconstruction Method)を用いて普段の学生生活を調査する.そして,学生が満足感を得るための要素の候補を分析・抽出し,それらを視覚化して提示することで,より高い満足感を得るヒントが取得できるようにするための方法を探る.