抄録
I-020
画面内内挿予測符号化における符号化効率改善に向けた一検討
◎渡邊真由子・北原正樹・清水 淳(NTT)
筆者らは、これまで画面内符号化に対する復号演算量低減のための手法として画面内内挿予測符号化(以下、IPIC)を提案し、HEVC符号化方式を用いて検討を行ってきた。今回、IPICにおける符号化効率改善のために平均値フィルタを新たに適用して実験を行った。本稿では、符号化効率および復号演算量について、従来のIPICに比べそれぞれ結果が向上することを確認したので、その検討内容と結果について報告する。