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FIT2013第12回情報科学技術フォーラム 開催日:2013年9月4日(水)~6日(金) 会場:鳥取大学鳥取キャンパス
抄録
F-042
ニューラルネットワークとartificial bee colony algorithm を用いたテトリスコントローラの開発
竹内広樹・天野祐樹・荒川正幹(宇部高専)
 テトリスは人工知能分野の研究対象となっており、最適化手法の比較を目的として、平均消去ライン数の最大化を目的とするテトリスコントローラの開発が行われている。これは最適化問題として定式化することが可能であり、様々な最適化手法が適用されている。
 本研究の目的は、従来のコントローラより平均消去ライン数が多いテトリスコントローラを開発することである。本研究ではテトリスコントローラとして artificial bee colony algorithm (ABC)を用いて最適化したニューラルネットワークと pseudo-two-level-search を用い、既住の研究との間で平均消去ライン数の比較をした。その結果、平均消去ライン数が約9,000万ラインのテトリスコントローラを開発することに成功した。