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FIT2013第12回情報科学技術フォーラム 開催日:2013年9月4日(水)~6日(金) 会場:鳥取大学鳥取キャンパス
抄録
E-028
任意の言葉による楽曲検索のための楽曲特徴量の自動選択
頭川 愛・酒向慎司・北村 正(名工大)
近年感性語を用いた楽曲検索に関する研究が多くなされているが、
楽曲の印象は複雑に表現されうるため、あらゆる言葉に対応した
楽曲検索が望ましいと考えられる。そのため、印象を表す空間に
楽曲と言葉を写像する方法を提案した。我々は楽曲の印象評価を行った
聴取実験の結果から多様な印象を表せられる印象空間を生成した。
その際、従来では楽曲の写像に使用する特徴量を経験的に決めていたが、
その数は少なく他にも印象に関係する特徴量が存在しうると考えられる。
そこで、多くの楽曲特徴量から有用なものだけを選択する手法を用いる。
それらの特徴量を使用した結果、楽曲が印象空間上のより正確な位置に
写像されることがわかった。