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FIT2013第12回情報科学技術フォーラム 開催日:2013年9月4日(水)~6日(金) 会場:鳥取大学鳥取キャンパス
抄録
D-001
世界構造の中の個人の態度と方法についてのノート
高原利生(所属なし)
人間の態度と方法-認識と行動-世界というモデルのうち、態度と方法の一般的構造を明らかにした。
認識と行動を規定する理想の態度と方法が、弁証法と根源的網羅思考の相互作用であることを示した。
弁証法は時間性と関係を扱う。その利用には、粒度確定が必要だが、それは網羅と依存関係にあるため、粒度と網羅を管理する根源的網羅思考が必要となる。
態度と方法を規定するものも弁証法と根源的網羅思考の相互作用である。
人間の認識と行動、態度と方法の前提となっているものの詳細な検討が今後必要である。これは、認識と行動、態度の検討に有用であるだけでなく、宇宙の他生命の認識と行動、態度、論理の検討にも必要である。