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FIT2013第12回情報科学技術フォーラム 開催日:2013年9月4日(水)~6日(金) 会場:鳥取大学鳥取キャンパス
抄録
B-020
デザインパターン検出結果を基にクラスを配置したプログラム設計理解のためのクラス図生成
鵜飼公平・酒井三四郎・松澤芳昭(静岡大)
 保守作業で設計書が無い場合や不十分な場合にリバースエンジニアリングが行われる。その一つにソースコードからデザインパターンを検出する方法がある。様々なデザインパターン検出が研究され精度や効率化が図られているが、その検出結果をプログラム設計理解に繋げる研究は不十分である。本研究では、デザインパターン検出結果をクラス図の自動生成に利用した。注目するクラスとそれと関係のあるクラスを線で結ぶ。注目するクラスが含まれている検出結果と、関係のあるクラスが含まれている検出結果をGoFの本に記載されている構造通りに配置した。このクラス図がプログラム設計理解にどのように役立つかを評価した結果を述べる。