◎加藤靖之・平中幸雄・武田利浩（山形大）

ネットワークが発達しSNSやクラウドコンピューティングなどネットワークサービスが普及している。それに伴いネットワークシステムは大規模化、複雑化している。現在のシステム開発では、シミュレーション、実装の2段階に分かれている。そのため、それぞれに対応したプログラムを作成しなければならない。そこで、シミュレーション用プログラムをそのまま実装でき、実際にあるオブジェクトと通信を行えるシミュレータを実現したい。リアルオブジェクトを対象とするシミュレータでは、シュミレーション内時計、実時計のずれが生じる。そこでリアルオブジェクトを対象とするシミュレータの時刻同期を仮想マシン上で行う方法を提案する。