5L-6
要求分析モデルのマルチプラットフォーム適用実験に基づく十分性の分析
○奥田博隆,小形真平,松浦佐江子(芝浦工大)
我々は,システムの機能要件を分析する手法として,ユーザとシステムのインタラクションに着目したUMLモデリングを用いた,要求の理解性向上や妥当性確認が目的のプロトタイプ生成可能な要求分析手法を提案してきた.近年,スマートフォンやタブレット型端末の普及により,顧客の要求から複数のプラットフォームへアプリケーションを展開し,それらの特有の入力方式や機能を生かしたアプリケーション開発が求められている.そこで,要求分析モデルからAndroid,Web,PC夫々のプラットフォームに実装を行い,プラットフォーム適用時に生じる要求変化が生じる箇所を洗い出し,比較分析する.