2M-1
GPGPUを用いたプログラムインタフェースの開発とその評価
○野村明譲満(はこだて未来大),ピトヨ ハルトノ(中京大),片桐恭弘(はこだて未来大)
近年、NVIDIA社のCUDAをはじめとしたGPGPU技術の研究開発が
盛んに行われている。これによって安価に高速な並列計算資源を得
ることが可能となった。しかしGPUはCPUと異なるアーキテクチャ
を持つ為、プログラムを並列・最適化する必要がある。その為単独
CPU上でのプログラミングに慣れたプログラマーに対しても負担が
大きい。これに対し、様々な先行研究では、部分的なアルゴリズム
の自動化等の試みでプログラミングの簡便化が模索されているが、
現状では汎用的な自動化は達成されていない。本研究でもGPGPU
プログラミングの簡便化を目指すが、計算手法の自動化だけでは
なく、プログラミングモデルやインタフェースの導入等によって
開発者のユーザビリティを改善することで簡便化を実現する。