1L-6
Simulinkモデルにおける非完全一致のモデルクローン検出
○村上真一,鷲崎弘宜,深澤良彰(早大)
Simulinkモデルとは、MATLAB/Simulink上でシミュレーションのできるブロック線図として
プログラムを表現したモデルであり、組込みソフトウェア開発の現場で広く使われている。

Simulinkモデルが大規模化すると、モデルクローンと呼ばれる重複箇所が発生し、モデルの保守性を低下させる。

この問題を解決するため、クローンを検出し、適切に管理する必要があるが、
従来の研究では完全一致のクローンのみを扱っていることが多く、
非完全一致でありながら類似性の高いクローンを検出する手法は十分でなかった。

本研究ではグラフマイニングのアルゴリズムを用い、非完全一致のモデルクローンを検出する手法を提案する。