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ゲームにおける客観評価手法の提案
○植村恭平,松下宗一郎(東京工科大)
コンピュータゲームを評価する手法として、アンケート調査やソフトの売上、あるいは雑誌のレビューを参考にするといった主観的方法が用いられる。
一方、客観的方法として脳波を利用したものや、心拍を利用したものが知られているが、ゲーム評価手法として確立されているとは言えない状況にある。
そこで、本研究ではゲームの客観評価を行う手段として、ゲームをプレイする中で一番プレイヤーに近い存在であるコントローラの操作状態を、腕時計状の小型軽量な3軸加速度センサにより計測するシステムの開発を行った。この結果、ゲームの進行状況を記録したビデオ録画と併用することで、より的確にプレイの状況を分析・評価することが可能となった。