6Z-7
靴型形状特徴量の抽出と類似度算出の研究
○野澤和正,福井幸男,金森由博,三谷 純(筑波大)
靴は身近な日常品であり、靴と足の形が合わないと健康上重大な問題が
発生する。故に靴のオーダーメイドには潜在的な需要が存在するが、
従来の手作業ではコストも時間も大幅に消費してしまう。
本研究では、靴型製作のコンピュータ化の一環として、靴型と足の特徴量を
比較し、より足に合う靴型を選び出す手法を提案する。
特徴量とは足から靴型を作るのに必要な設計情報で、曲線形状や線長から構成される。
これを既存の靴型自体から抽出し、足から得られる特徴量と比較してその誤差から
適合性を評価する。