6Y-3
表関数による難読化方式を用いた電子透かし埋込方式
○魏 遠玉,大関和夫(芝浦工大)
電子透かし検出器ソフトウェアを公開する際に、プログラムを難読化すると著作権を保護する効果がある。周波数変換と量子化を行う計算処理全体の難読化には、表関数を用いて演算処理をする。逆解析の計算は、入力と出力の関係が得られるにもかかわらず膨大なものとなる。表関数には、4次元の画像配列に対して、電子透かしを埋込む処理と検出する処理のプログラムを構成し、次に難読化したものを構成する。誤差評価、耐性評価などを行っていく。