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携帯端末の位置情報とSNSを利用したコミュニケーション支援ツールの提案
○藤井拓大,大久保雅史(同志社大)
最近の若者にはコミュニケーションを不得手とする人が増えてきている.とくに,さほど親しい間柄ではない人との会話を不得手としている傾向があると言われている.一方,対面コミュニケーションを苦手とする人の中にも,ネット上でのコミュニケーションを得意とする人も多い.そこで本研究では,携帯端末に搭載されているGPSや電子コンパスを用いた位置情報と,ネット上でのコミュニケーションシステムであるSNSを利用したコミュニケーション支援ツールを提案する.具体的には,提案システムの他の利用者の位置情報とプロフィール情報を携帯端末に表示し,対面コミュニケーションでのきっかけを作る.