6U-1
歩行者およびドライバーの安全性向上を目的とした画像投影を用いた情報伝達方法の検証
○八田眞由子,天野直紀(東京工科大)
交通事故は歩行者の急な飛び出しや車のドライバーの安全不確認
などにより発生することが多い。
これらの事故の要因の一つとして、注目すべき対象を見落とす、
あるいは発見が遅れることにより対象の行動の意図を読み取る時間
が短くなってしまうことがあげられる。
この要因を改善するため、歩行者およびドライバーの行動の意図に
関する情報を画像として路面に投影し、他の歩行者やドライバーが
取得できる情報を増やし対象からの意図を伝達しやすくする。
投影された画像は視認のほか、カメラを用いた認識によって情報を
取得する。歩行者およびドライバーが移動しながら投影する画像に
対し、どの程度カメラで認識することができるかを検証する。