6Q-4
エージェントの行動に基づく視覚情報によるランダム選択法を用いたACO
○梁 賢德,能登正人(神奈川大)
TSPの解法の一つにACOがあり、ACOにおいてエージェントは都市間のフェロモン情報と距離情報を用いて探索を行う。
しかしながら、ある都市間に過度にフェロモンが分泌された場合、局所解に陥る可能性がある。
本研究では、エージェントの都市選択にランダム選択を加えることで行動の集中化と多様化を調整し、ランダムに選択する必要がある都市と必要の無い都市を都市間の距離に応じた視覚情報を用いて制限することで、ランダム選択における有効な都市選択を行うための手法を提案する。
また、TSPのベンチマークを用いた実験により本手法の有効性を確認する。