6E-3
複数ミーティング間の文脈情報の獲得とその可視化による議論想起支援
○石戸谷顕太朗,高橋 勲,大平茂輝,長尾 確(名大)
プロジェクトミーティングのような継続的に行われるミーティングをよりよいものにするためには、過去に行ってきた議論の流れを意識しながら議論内 容を想起し、その内容を踏まえた議論を行うことが重要である。我々はこれまでに、日常的に行われているカジュアルなミーティングにおける議論を再 利用可能なコンテンツとして記録・蓄積するための技術を研究・開発してきた。本研究では、ミーティング中に議論内容を構造化し、過去の議論を検索して、 引用しながら議論するための仕組みを実現した。この仕組みによって獲得した、複数のミーティング間の関連情報を可視化することで、ミーティング参加者が議論内容を想起しながら議論することができる。