5ZB-5
電動車椅子用マルチタッチインタフェースの製作
○飯澤貴洋,小島春樹,堀越大輔,小野里太志,田村 仁(日本工大)
日本では電動車椅子の事故が毎年200件以上発生し、その原因の一つとして操作時の疲労や直感的に操作できないためのミスが挙げられている。そこで、操作時の疲労を軽減させ、直感的に操作できるインタフェースがあれば、電動車椅子の事故を減らすことに繋がるのではないかと考えた。本研究では透明な半球の内側からIRLEDを照射してIRカメラで撮影する。IRLEDを内側から照射した透明な半球は指で触れると接触面で光を反射して光るので、撮影した画像から指の接触位置、本数、動きを判別し動作を決定する。この手法を用いて電動車椅子用マルチタッチインタフェースを製作し、検証及び評価を行った。