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車載カメラ画像による視覚支援のためのランダムネットワーク符号化を用いた車々間通信による多対多ブロードキャストの再符号化処理について
○岸本侑大(名工大),福田洋治(愛知教育大),毛利公美(岐阜大),白石善明(名工大)
右折時衝突は死角車両との衝突事故で,交通事故の9%を閉めてお
り,重傷事故件数では2番目に多い事故類型である.死角車両の接近
を通知するシステムとして,近隣車両の車載カメラ画像を利用する
ものが知られており,これの実現には車々間通信が必要である.我々
は既に,分割した車載カメラ画像をネットワーク符号化により符号
化し配信する方式を提案している.符号化処理については既にシミュ
レーションを行い,既存方式より低遅延で配信できるという結果が得
られている.本稿では,再符号化処理についてシミュレーションを行
い,許容遅延を満たしつつ既存方式より大容量のデータを配信できる
ことを確認した.