5U-3
異種シミュレータ連携におけるデータ交換方式に関する考察
○中村慎吾,井手口哲夫,田 学軍,奥田隆史(愛知県大)
近年ITSの研究が盛んに行われ、システムの有効性を検証する際に
実証実験に加えて、コスト面、安全面において優れている可能である
コンピュータシミュレーションが用いられている。
しかし、様々な要素からなるシステムの評価では異なる対象を取り扱う
シミュレータを連携させて評価に用いる必要があるため、
計算量の増加に伴うシミュレーション実行時間の増加が問題となる。
本研究では、車々間通信を用いたシステムの評価に用いられる
シミュレータを対象とし、その要素シミュレータである通信シミュレータと
交通流及びアプリケーションのシミュレータ間でのデータの交換方式について
検討をおこない、シミュレーション実行時間とシミュレーション精度について
考察する。