5U-2
車車間通信を用いた車線変更協調方式の一考察
○後藤剛次,田 学軍,井手口哲夫,奥田隆史(愛知県大)
近年車両台数の増加から交通渋滞が激しくなっている。その中で混雑時や障害物が存在する場合に合流の際、急な車線変更による後続車の急制動に起因する追突事故や交通容量の低下などの問題が存在する。現在のITSでは注意喚起、警告装置による事故防止システムの開発の他に、円滑に車線変更する方法は重要な課題となっている。また、近年ではエネルギーITSといった環境を意識した技術開発も行われている。そこで、車車間通信を用いることで事前に周辺車両に行動を通知し、関係車両全体のCO2排出量を意識した周辺車両の協調を得ることで交通量の増加と安全性の向上を図る協調モデルを提案し、シミュレーションで評価を行う。