5S-5
ウェブ上での言及と実体の同一性判定
○竹澤友博,松尾 豊,石塚 満(東大)
計算機システムで扱われているシンボルでは、その物理的な意味を明
確に表現することが困難であり、グラウンドしていないと表現される。
ソーシャルメディア上では、それぞれに各ユーザ(実体)がアカウン
トを持つ。一方で、そのユーザを指すテキスト(言及)が存在する。
この2つは、実体と言及という関係にある。本研究は、この関係にお
けるシンボル・グラウンディング問題、特に、固有表現に特化し、言
及としてのシンボルと、それが指す内容の関係についての研究である。