5G-4
ストレージ階層仮想化機能の実現方式検討
○須藤 梓,圷 弘明,大平良徳,江口賢哲,山本政行(日立)
年々データ量の増加が進む一方で、IT投資額の増加が見込めない問題がある。
このため企業では、アクセス頻度に応じて適切なストレージ階層
(高速なメディア(記憶媒体)や安価で低速なメディア)にデータを格納することで、
データの保持コストを削減したいというニーズが高まっている。
このニーズに応える一手段として、ストレージ領域のアクセス頻度の偏りに着目し、
ストレージ装置が自動的にデータのアクセス頻度を監視し、
適切な階層を判定して格納するストレージ階層仮想化機能を開発した。
本機能により、ストレージシステムのコストパフォーマンスを向上することが可能となる。
本論文では、上記機能の実現方式の検討結果を示す。