5E-2
液晶ディスプレイ上での色の交互表示におけるちらつきの評価
○石沢千佳子,高木誠吾,西田 眞(秋田大)
 2種類の色を交互に切り替えて表示することで、それらの色の中間色を知覚させることが可能である。この切り替え表示方式をインターネット上に公開する画像に適用した場合、知覚される画像とコピーにより取得される画像の色が異なるため、コピー防止と同等の効果が得られると期待できる。
 本稿では、液晶ディスプレイ上で2色を交互に切り替えて表示したときに認められるちらつきの有無について被験者による主観評価を行った。この結果、交互表示に用いる2色の輝度が同一の場合においてもちらつきが認められることを確認した。また、ちらつきの有無は色の組み合わせに依存する傾向があることを確認した。