4ZD-1
検索によって変化するフィードバック付きデータベース
○鈴木慎一郎,山口治男(東京工科大)
情報の蓄積が容易となった現在、個人の経験の情報を無作為的に蓄積して利用するような
データベースにおいて、気づきや思い出しといった情報利用の面での支援が重要である。本稿で述べる気づきとは、それまでとは異なる視点で情報を見ることで情報の新たな一面に気づくことであり、思い出しとは、忘れてしまっていた既知の情報を思い出すことである。これらの支援は、情報検索を行う度にメタデータを追加・再構成することで実現できる。これは検索によりフィードバックがかかり、検索のためのメタデータが変化していくことを意味する。本研究では、以上のようなシステムのメカニズムおよび必要条件を検討している。