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UltraSPARC T2における暗号処理のオフローディング方式の実装と評価
○村上智祐,笠原竜大,齋藤孝道(明大)
複数の暗号モジュールを搭載したプロセッサにおいて,暗号処理を行う際,その処理を行うプロセスが増えると,不要なコンテキストスイッチが頻繁に起こってしまい,暗号モジュールの利用効率が悪くなることがある.
そこで,その解決策の一つとして,本論文では,UltraSPARC T2上で,暗号プロセスを管理するスケジューラを組込み,プロセスの生成や切り替えの制御を行う方式を提案し,その実装と評価を行った.