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日常生活における特徴的歩行分析に関する研究
○細井悠貴,松下宗一郎(東京工科大)
現在の歩行研究の分野では、臨床関連のものをはじめ、人体そのものの解明やロボットへの応用など多岐にわたる分野で研究がなされている。しかしながら、健常者に対する歩行に関しての研究は非常に少ないことから、本研究では健常者の「がに股」歩行を対象とし、いつでもどこでも歩行改善を行えるシステムの実現を目指している。その中で、まず最初に「がに股」歩きと正常な歩き方との差異を観測するため、本論文ではウェアラブル加速度計測システムを用いた計測手法の検討を行った。本研究で加速度計測期を用いて実験を行うことで、横軸加速度における歩行周期に近い周波数スペクトルを「がに股」歩きの指標の参考に出来る事が分かった。