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多数ユーザの匿名化されたライフログを利用する行動継続支援システム
○大塚亜未,青柳龍也,吉田 葵(津田塾大)
モバイル機器、各種センサーの普及により、膨大なユーザの行動履歴の自動収集が可能となっている。それらを利用した学習や健康など、人の行動を支援するシステムが開発されているが、本研究では行動または行為の継続を支援することに焦点を置く。継続を支援する方法として、各ユーザに継続目的等が近いパートナーを導出し、モバイル機器の移動性を利用して常にライバル、メンター、監視の存在を意識させる。パートナー同士が互いの行動履歴を参照する際は現実性を意識させるために実データを利用するが、参照に必要としない行動履歴は匿名化し、プライバシーを確保する。ダイエットや英語学習を例に検証し、一般化することを目的として開発を進める。