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ライフログ評価環境におけるアプリケーションの要求条件に基づくデータ品質保証に関する一検討
○山下暁香,岩木紗恵子,小口正人(お茶の水女子大)
近年のストレージの発達によって大量のデータの蓄積が可能になり、
ライフログの収集は以前と比べ格段に容易になった。
また、収集データを用いて様々なライフログ解析アプリケーションが開発されてきた。
これらはアプリケーションの開発が主な目的とされているが、
本論文では、アプリケーションの開発を最終目標とするのでは無く、
収集データの品質がアプリケーションの性質に及ぼす影響を
定量的な指標できちんと評価する手法の確立を目指し、
実際に人の行動を言語化するライフログ解析アプリケーションにおいて
画像処理と加速度センサデータを同期させ、
センサデータの品質とアプリケーションの性質についての評価実験の結果を示した。