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SVMを用いた災害時での可視光通信における受信誤り率の低減
○村吉翔大,原山拓士,塚田晃司(和歌山大)
色相の変化により情報を伝達する手法では,外乱光などの影響を受
け意図した色相とは別の色相として受信側で認識される場合が考え
られる.特に災害時は夜間であっても外乱光がある場合が考えられ
る.情報を正しく伝達するためには外乱光の影響をうけずに発光側
が意図したとおりに認識される必要がある.そこで受信側に教師つ
き学習を利用し,色相判別を行う.これにより外乱光による受信誤
り率を低減させることを目的とする.教師つき学習手法にはSVMを
用い,判別境界を明確にすることにより誤認識を防ぐ.実装したも
のとSVMを用いない場合との比較を行い受信誤り率低減が実現でき
たかどうか評価する.