情報処理学会 第73回全国大会講演要旨

近年、GPSでの位置情報収集が容易になったことや、GoogleMapなどの位置情報との連携を可能にするAPIが公開されたことから、地域サービス案内、車や人のナビゲーションなど、位置情報を用いたサービスが多数提案されている。筆者らは、移動経路が共有コンテンツとなるソーシャルネットワークサービス(SNS)について検討している。GPSによる移動経路からバリアフリーマップの生成を支援するようなサービスは既に存在しているが、その統計情報を移動経路の検索として組み込んで利用するようなサービスが存在しない。本論文では、バイクでのツーリングルートの情報共有を目的とするSNSの構想について述べる。