4T-7
トリックアート制作手法の検討
○神田尚希,渡辺賢悟,宮岡伸一郎(東京工科大)
錯視の研究は古くから行われてきており、近年、トリックアートと呼ばれる錯視の原理を利用した作品が制作されるようになった。しかしトリックアートの制作には錯視の知識が必要になるため、作品の制作者はごく限られている。そこでトリックアートの原理・仕組みを明らかにし、作成支援ツールとして提供することで、より多くの人にとってトリックアートを制作可能にできるのではないかと考えた。本研究ではトリックアートの中でも「静止画だが動いて見える図形」に注目し、ツール開発に必要な錯視の仕組み・制作手法を調査・分析する。調査結果に基づきトリックアート制作支援ツールの試作を行い、分析結果の有効性を検証する。