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数式データベースを用いた曖昧な数式の発見
○大瀬戸良輔,甲斐 博(愛媛大)
数式表現に用いられるMathMLにはPresentation MarkupとContent Markupという
2種類の形式がある.Content Markupは計算に適しているが,広く一般的にはPresentation Markupが普及している.Presentation Markupから
Content Markupへの変換が可能になれば,Presentation Markupもまた計算が
可能になるといえる.しかしながらPresentation Markupのもつ曖昧性
のため,一意の変換ができないという問題点がある.
本研究では,上記の変換を考える前段階として,数式データベースを構築し,
それをもとに曖昧な数式の発見を試みた.