4N-1
正規木文法のための差分抽出アルゴリズム
○堀江和磨,鈴木伸崇(筑波大)
スキーマとそれに関して妥当なXMLデータを蓄積・管理する場合,時間の経過と共に格納すべきデータの構造や種類は変化し,それに応じてスキーマ定義も更新されることが多い.このような場合,スキーマ更新履歴の管理等のため,スキーマの更新内容を適切に把握することが重要である.このためには更新前後のスキーマ間で差分抽出を行う必要があるが,これを適切に行える手法はこれまでほとんど提案されていない.本研究では,正規木文法(regular tree grammar)のための差分抽出アルゴリズムの開発を行う.