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分子動力学法のマルチノード環境におけるGPUの電力効率の評価
○宇田川拓郎,関嶋政和(東工大)
近年の電力・エネルギー問題への関心の高まりに伴い、IT分野においても
エネルギー効率の高いコンピュータの需要が強くなってきている。中でも
最も関心を集めているものの一つがGPUである。GPUは、並列演算性能に加え、
電力効率の面でも優れているデバイスである。しかし、GPUの電力効率について
実測を行った研究はあまり多くない。そこで我々は本研究で、分子動力学法の
プログラムを単一ノード単一GPU環境、2ノード2GPU環境、CPUのみの環境で
実行し、GPUの電力効率についての評価を行った。